2012年2月5日日曜日

BodyHacks in G+

google+ page にbodyhacks な小さいネタを
書き始めた。

bodyhacks

にちょろちょろ

2011年11月16日水曜日

股関節と反応速度(ジョコビッチとマレーのリターンと反応)

テニスマガジン12月号を呼んでみたら、
「ジョコビッチのフォアハンド検証ユニットターン」
という記事が掲載されていました。強力かつ小さな無駄な動きがなくすばやい反応の
フォアハンドを行うために、

ユニットターン
各種ステップ

が大事だという内容でした。反応しての動き出しやターンに他の選手に明白な違いが
あるっていうのはいい着眼点ですが。ステップとユニットターンとかでそれが実現できるかの
ようなあさはかな書き方で少し残念です。

上達の早道はうまい人の動きを真似ることが一番です。それはスポーツ科学でも同じで
うまい人の動きを分析してその要因を抽出したりして進んでいきます。

その人の動きが違う理由は何なのか?
なぜそういった現象になるのか?
その動きをしないとどういうことになるのか?

等が雑誌の技術解説ではほとんど抜け落ちています。
こういったことを検証しないとその動作のための条件だったり、
具体的な身体操作の方法等を実現可能にはできません。

ストロークの強さというのはサービスのリターンに集約されます。それを端的に
表している選手がジョコビッチとマレーです。ストロークの強さにつながる理由は
後に述べます。まずはリターン強さとは何なのかを考えます。

サービスをリターンするまでの工程を考えます。



  1. 相手がサービスのモーションに入る。
  2. スプリットステップを踏む(ジョコビッチはやマレーはあまり踏まない)
  3. 予測する(これはできる場合とできない場合がある)
  4. サーバーがボールをインパクトする
  5. 反応してボール方向に移動する。
  6. 停止する
  7. ためを作り身体をひねる。
  8. フォアハンド/バックハンドを打ちインパクトする


という工程です。

ボールがインパクトしてボール方向に移動しはじめるまでをA時間とします。
移動しはじめて停止するまでをB時間
停止してためるまでをC時間
ためてからインパクトまでをD時間とします。

より良いリターンのためには

A+B を短縮してCの時間を伸ばすことが大事になります。
Cの時間が大きくなれば精度と威力がDの時間を大きく取れれば威力が増すことになります。

ジョコビッチとマレーはA+Bの時間が非常に短い。そして特にジョコビッチはCとDの時間が
短い時間で精度と威力を出すことができます。それが優れたリターンを生む理由です。

多くのスポーツではディフェンスに入って反応して動く瞬間にスプリットステップを踏みます。これはなぜするのでしょうか? みなさん速く動けるのでそうしている
としか理解してないと思います。

股関節の動作をするどくするには、股関節回りの強さに応じて筋肉を均等に使うことが
大事です。その使える姿勢というのが存在します。力みがないといわれるものもその一種です。

多くの人はその状態がわからないのです。動作する際にその状態にはいらないと人間の身体は
動きません。ですので身体が勝手に姿勢反射によってその状態にはいって動くのです。

立っている姿勢
姿勢反射によるリセット
動作

という流れです。軽くジャンプすることによって姿勢反射によるリセットをつくっているです。

その状態があらかじめ作れればスプリットステップを踏む必要がありません。
これが上でジョコビッチやマレーはあまり踏まないと書いている理由です。
ジャンプして踏むとその瞬間にしか作れないのでタイミングがずれたらもうできません。
もういちどリセットがかかりムダな動きがでてそこで時間をロスします。

そこでAの時間が変わるのです。また反応した場合に筋肉を動作させるために伝達時間は
手先足先よりも股関節が短いのです。リセットは主に股関節にかかるので
それがないこと自体が反応時間の短縮につながります。

軸がブレないことがいいという理由のもっとも大きな理由がこれでもあります。
股関節が適切な状態というのは感覚ではわかりません。

日本人の場合は適切な状態よりも重心が前にかかっています。臀筋やハムストリングをきかせてスクワットした状態が適切な状態ですそこから前後の重心位置をかえずにそのまま高くした状態が反応しやすい状態です。

スクワットした状態で膝頭を足指に2指あたりにむいているのが一般的に乗れている状態です。足は両足30度から45ぐらい外にそれぞれ開いた状態が望ましいです。

Aが短縮できることでBも短縮できます。移動が速くなるためです。
股関節が適切な状態のまま移動し停止します。停止してためるという動作の際も
ここで股関節の状態がずれているとまた身体にリセットがかかりムダな時間がかかります。
また股関節が乗れているという状態だと身体がねじれずにとまります。股関節が適切ではないと止めるのにまた変な力が必要になり。ずれたり、身体が流れたり、遅くなったりします。
リセットがかかるのは特に股関節が外旋から内旋その逆の切り替わるような動きの際にだいたいおきます。

ストップして切り替える際は典型的な例です。

ストップしてためるという過程でユニットターンという名称で股関節と肩を一緒に
というのがテニスマガジンでは明示されていて、それがジョコビッチの大事な技術だと
解説されていました。

それ自体は間違いではないのですが、股関節に乗れて適切じゃないと意味がありません。
股関節に適切に乗れてるからこそ肩ごと重心をかけることで下半身も自然とひねられます。
日本人はとくにそれがうまくできないので腰をひねるのを意識することで
乗れてない人はリセットがかかり乗せて回すという動きになります。

一緒に回るというのは結果的に正しい現象で無意識に上踏む方向にのせて、のこしたまま
にして開始するという動きで結果的に正しい動きになっているのかを確認するという程度にすべきです。

最後の貯めてからショットでもその過程で股関節が乗れてないことによる
リセットがおきます。そうすると時間がかかるのでより弱い人には時間が必要になります。


この写真だけみるとユニットターンに見えます。しかし実際はタメ自体も自然に作られる
ものなのです。





これをみると後にひねってためているのではなくて手の位置を残すようにして
画面左に並進運動して残されることでタメができます。ここでもう一点
いえることは上の写真の状態のままためて打つと身体とラケットが近すぎます。
そうすると腕が伸ばせないのでゼロポジションをつくれません。移動しながらタメを
つくるころでその距離も作り出しています。状況に応じて後に腕をひねってタメる
という動作はあるのですがそれですら、基本は自然にタメが作られるように身体を
練ってその感覚と同じものを実現するようにしないといけません。

リターンのジョコビッチやマレーがすぐれているのは初期状態からうつまで
股関節の状態が適切だということにつきるのです。

それがストロークでの切り返しでも
速度を生み短い時間で力を使いきれるということにつながります。

最後にリセットがかかっているか簡単な確認方法を書きます。

移動してストップしてクロスようなショットを打つ際に
フォアハンドであればラケット側の足を着地して打つという流れのなかで
最初に踵すっとまわって飛ぶような動きをする(無意識に)
場合はリセットがかかっています。適切な位置はリセットがかかっておわった状態の足の位置なのでその状態で足が切り返せるようにすると少しよくなります。





2011年10月5日水曜日

股関節を使いきろう その1

身体操作の基本原理のまとめ
身体操作の基本原理のまとめ2
革新的で新しい股関節の使い方
体幹の重要性

といった文章で股関節の動きについて書いてきました。多くの運動者、プロスポーツ選手を含め
ほとんど人は股関節を使い切れていません。特にプロスポーツ選手においては日本人は特に顕著
だったりします。(それはアジア人が骨盤が通常状態で後傾傾向にあるのも理由であったりします)

股関節を使い切るとは下半身の全ての力を使い切るとも言えます。

股関節の使い方には二種類があります。それはいままで述べてきました。



  • 股関節の回旋。

骨盤を横方向に回旋する。

  • 股関節の伸展の分離による重心点移動の加速。

骨盤の前傾の傾き角を変化させることで。縦の力を使う。

の2つになります。

股関節の回旋に関しては、一般的に腰を回せと言われるものです。そして骨盤力という書籍などでも
語られたりします。これはどのスポーツでも一般的に使用されるものです。そして次の股関節の伸展の分離は
ほとんど語られたものをみたことがありません。それはこれが使えてるプロスポーツ選手が本当のトップのしかも
一部に限られるからです。 腰を回旋するという刷り込みをされているため、股関節の伸展を感じるのは非常に難しい
とも言えます。作者は何人かに教えた際にその動きを伝えるのは非常に苦労しました。熟達者であると余計です。

では具体的に使いきれてない事例とその理由解決法についてまずは股関節の回旋について記載します。


股関節の回旋を使い切る。

回旋という表現をしていながら、実際は回旋ではなく後側の腸骨(骨盤の脇)を中心を通って前に出すような意識が
重要であったりします。これを回転させる意識ではうまくいかないことが多々あります。

問題のある人のほとんどは

臀筋とハムストリングが使いきれてない

ことが多いです。後の腸骨が目標方向と同一にまっすぐに後のおしりとハムストリング(もも裏)がきて
それをお尻で押し込み続けるというのが理想なのですが、多く見られるのは

お尻が押し込めていない。
お尻が一番力を発揮する対象物とまっすぐな方向を向ける。後腸骨が投球だったり打ったりする方向に対して垂直になる
状態を逃れてしまっている。ということが多いです。角度が垂直に近い状態で押し込み続けることで力を発揮します。


  1. 骨盤の中心の底を固定して後股関節側の骨盤を後に可能な限り引きます(タメ)
  2. 底は固定したまま、後骨盤の端を進行方向に真っ直ぐ進める。
  3. この際に臀筋ともも裏が閉まるのを感じる。これが最後に入るのが特に重要
  4. 後骨盤の端が動きの中で中盤を過ぎたら骨盤の中心の底を少し後ろ方向に引く


こんな流れです。

尻の位置が90度未満の状態から90度を越えてしまって動く(お尻が横からはみ出してしまったり、
お尻が左右広がる動き。悪い言葉で言えば肛門がゆるむような感覚)

90度まで行かないで終わってしまう

というのがよくみられます。これはお尻とハムストリングをとにかく使うことが一番大事であることが
わかってないのが原因です。これは内転筋が弱いことであったり、尻の筋肉の肛門側内側が使えてない
ことが多いです。そこをつかってしっかり真っ直ぐ尻ともも裏を押し込む意識が大事です。

前者の場合は腰を横に回しすぎと臀筋が意識できてません。後者の場合は腰が前にいってないのが理由です。
後骨盤の端とお尻をもっと前に押しこむようにします。


これを意識するのはアラベスクという運動があります。ピッチングメカニズムという本
にあります。この状態の意識が股関節の回旋であるのかということが大事になります。


まっすぐ立って足をのばしたまま真後ろに水平まで上げるのですがこの時に足が外側に決して開かないような
状態で行う運動です。臀筋やハムストリングが使えてない状態というのはこれが外側に開いている状態です。
閉じたまま後に上げるとかなり辛い状態だとおもうのですがこれが内転筋、臀筋、ハムストリングが使えてる状態です。

この上げた足が後側の股関節の感覚でしっかり股関節前が伸びて、ただしくできると腹部も引き伸ばされる感覚がある
のが使い切れている状態です。最終地点でこの感覚を作れるようにする意識が大事です。

これは股関節を回旋させる以外にも普段の歩行やランニングでもこの状態に近いものになることが大事です。

歩行の場合はこの動きが左右でくりかえされる感じで行います。

街でみているとほとんどの人ができていません。足を蹴る際にしっかり臀筋を使うことを普段意識することで
女性の尻のたるみ、骨盤が横にひろがったような体型が徐々に治っていきます。
アラベスクで意識づけをし普段の歩行でそれを使うことで股関節を回旋しきった動きによる不足された
筋力が鍛えられボディラインもよくなります。

正しい意識付けによる運動がわかれば難しいエクササイズとか実はいらなかったります。
歩く時にお尻を左右にゆらさずにしっかり回しきって歩くこれだけでいいのです


街を見るとわかりますがほとんどできていません。そしてできた人を見つけたら見てください
だいたいお尻のラインが綺麗なはずです。

この動きではまた腹筋をしっかりしめて骨盤と連動させて胸郭を上げることも大事です。
それを意識してください。





2011年9月10日土曜日

ジョコビッチとナダルのフォアハンドからジョコビッチの無双ぶりの理由を探る

昨年度のUSオープン以降無双ぶりをジョコビッチが発揮しています。
その理由の一つをついて語ろうと思います。

グルテンフリー食によって体調管理ができるようになったという話もあちこちで聞きます。
ここでは身体の使い方をナダルとの比較で記載したいと思います。

ナダルから始まった股関節の伸展についての文章を書きました。
これに関連することだったりします。

ナダルは非常に強く後側の股関節の伸展を伸展をつかうことで強いフォアハンドのストレートや逆クロスと
リバースフォアハンドを利用します。

しかし彼のフォアハンドにも弱点が無いわけではありません。
調子のよくないときは、深くボールを打てないことやクロスがうまく打てないことがあります。
ボールが浮き気味ということもあります。

これは彼のフォームに起因しています。股関節の伸展が強すぎて股関節が前にでて身体が後に倒れギミになるため
強い縦の力でトップスピンは打てますが縦の力にくらべて横の力がバランスが崩れてよわくなることがあります。

それが上のような原因を生みます。リスクとリターンの関係です。

常にフルショットを撃てばいいわけではないです。



これを踏まえた上でジョコビッチをみると興味深いです。




彼もナダル同様に股関節の伸展が先に入ります。しかし彼の場合はナダルほど強く入れません。








それを利用して横の回旋も強くしています。すこしコンパクトにして横の回旋を強く利用します。
バランスがナダルよりもとれているということです。そのためジョコビッチは回転が軽くみえそして
前股関節の畳み込みがナダルよりも深いです。よりジョコビッチのほうが前股関節が回りきっていることと
回転半径が小さいことがわかると思います。股関節の伸展の効果は腰が前に出ることで身体のしなりが
大きくなります。ナダルは特に顕著です。





前でよりたためるということはクロスを打つ際にメリットとなります。現にジョコビッチはそれが彼の特異のショットでもあります。

ジョコビッチはナダルほど股関節の伸展を使わないのでトップスピンのパワー自体も少し落ち、
ナダルのようなリバースフォアも使えませんが、すこし小さくソリッドにしたことでより万能にパワーと
コントロールを発揮しやすくなっています。

万能型といえばロジャー・フェデラーなわけですが彼よりもショット一つ一つは身体が使えているため
強いです。そのため磐石なディフェンスとコントロールされた強いショットで安定して相手を叩きのめす
試合が多く見えるのです。

ナダルよりもディフェンスが磐石でスーパーショットで逆転するようなシーンは少ないかもしれませんが
より完璧にすきなくテニスをしようという点が見て取れます。

完璧に考えるすぎることが、精神的な不調でくずれ、以前の最後の壁が越えられないということを招いていた気がします。

その完璧主義的な面ゆえにいま無双の強さを発揮しているとも言えます。

ラファエルナダルはこれからどういう方向にすすむのでしょうか?
それは少し興味深いです。より攻撃力を高めるのかショットパターンの全体のバランスを整えて隙をなくすのか
いろいろ面白いと思います。

2011年8月16日火曜日

身体操作の基本原理のまとめ その2

身体操作の基本原理のまとめ 以降いくつかbodyhack な文章を書いてきました。
体の最大速度を出すことと体幹の関係性についてもういちど別の視点で記載します。

身体操作の基本原理のまとめ 
体を最大限使うのに考えるべきことについて

体幹の重要性
肩甲骨と股関節の回旋とそれをつなぐ体幹について(主に腹部の固定)

革命的で新しい股関節の使い方
股関節の回旋をあえて伸展だけ切り離すことでより肩甲骨を効果的に使う方法について

という感じです。そして最大速度を出す上で障害となる要因は多々ありますが

やはり一番多いのは肩甲骨が使えてない例です。それが胸郭の動的安定性が確保できてない
ことと腹部が固定されていないことから来ています。


この流れの中で骨盤(股関節)と肩甲骨の回旋について記載します。

まず始動の状態



ここから移動しつつ股関節と骨盤のためをつくっていきます。競技によっては最初からためておく
ものもあります。


さらに肩をひねって肩甲骨をためる



移動の力を転化し骨盤の回旋がはじまります。骨盤の回旋が開始しそこで肩甲骨の場所を維持することで
一般的なねじり動作がつよくなります。この角度差によって胸部から腹部のかけての前面の筋肉が引き伸ばされます。





つぎに肩甲骨が回旋します。肩甲骨が回旋する際に骨盤の回旋の開始によりSSC(short strech cicle)というものが起きます。
短期間で急激に伸ばされた筋肉は速く強く収縮します(ゆっくりのばされた場合より)それによって回旋している骨盤においつくように回旋していきます。




ここで体幹がきちんと使われていると肩甲骨は骨盤を追い越していきます。肩甲骨の回旋の強さと股関節の回旋の強さ
が融合し力が発揮されるわけです。




しかし、ここで胸郭がロックされてしまうと




肩甲骨が股関節をおいこせません。これにより速度が骨盤の速度と同じになってしまいます。


これをさせないことが体幹にとっては大事なことです。


  • 腹部を反らせた姿勢(オードリーの春日のような姿勢)
  • 肋だけ前にだしたような姿勢
  • 肩を前にだしたような姿勢

で腰を回し、胸郭を回そうとしても追い越すようなことができないと思います。しかし

体幹の重要性で述べたような姿勢で腰を回しながら脇の下で回すようにすると分離して動くことが
確認できるとおもいます。これが胸郭の動的安定性が確保されるという状態です。上で述べたような悪い姿勢は
胸郭をロックして肩甲骨が動かなくなります。これでむりやり動かそうとすると俗にいう腕で投げている
という状態になります。これは力を出せないばかりか肩や肘の故障を招きます。


全身を使う上で体幹の大事さはこれに股関節の回旋軸と肩甲骨の回旋軸がぶれないことも大事になります。

甲子園にでてるような高校球児でも肩甲骨のラインと股関節のラインが一体に動いてしまって、力が発揮できない選手
というのはわりと多いです。

負けてしまいましたが徳島商の選手はみなこれができていて、しっかり先々のことを考えて指導されているなぁと
感心しました。


2011年8月15日月曜日

革命的で新しい股関節の使い方 ラファエルナダルとロリーマキロイ


身体操作の基本原理のまとめ において最大の力を出すには肩甲骨と股関節の回旋を最大速度出しそれがインパクトに合わせる

というイメージで体を使うことが最大限の力を出す方法だと述べました。その股関節の回旋の際の使い方がいままで違う使い方を

する選手がテニス界とゴルフ界にいます。それがラファエルナダルロリーマキロイ の二人です。

従来は股関節の回旋をする場合は

  • 後股関節の伸展(足を後ろに伸ばすような動き。股関節を前に伸ばすような動きです)
  • 後股関節の外旋 (腰を横に回旋させる動きです)


をほぼ同時にかけていました。

その例としてテニス ゴルフ両方の例を上げます。

ロジャーフェデラー







石川遼








後膝と後股関節の根本が同時に回旋していっています。


フェデラーはまだ少し小さいですが、石川遼にいたっては顕著です。

しかし二人は最初に股関節の伸展と膝関節の伸展だけが最初に起こります。そして体が浮くような動きが入り
そこから腰が横に回旋していきます。膝が前に向かずに股関節が伸びていく動きが両者ともあります。


ラファエル ナダル





ロリー マキロイ



二人共特殊なフォームで特殊な球を打つと言われています。それはただの選手の癖のように。

そしてこのフォームによってラファエル・ナダルは他の選手には打てない強いトップスピン、
リバースフォアハンドを可能に。

ロリーマキロイは非常に体が安定した状態での強いショットを可能にしています。

ではなぜこのような効果を生むのでしょうか?

完全にはわかっていないと思います。そういったことを記載した文章もみたことはありません。
ここでいくつかの仮定をします。この動きによる効果は

  • 股関節の横の回旋のため、その後の体幹の回旋の速度が速くなる。そしてより大きく股関節が回旋する。
  • SSCにより利き手側の腹筋胸筋を効果的に使える。胸郭のおおきなしなりがでる。
  • 股関節が浮くことにより抜重効果を生み、股関節の回旋がしやすくなる。
  • 通常は股関節の横の回旋時に同時に重心の移動が発生するが、最初の股関節の伸展で重心移動をすませるためより前で回旋の力をロスせず伝えられる

というのが考えられます。とくにラファエル・ナダルの特徴のあの大きな胸郭のしなりはこの使い方がだしています。そして
それが縦方向の力になり強いトップスピンやラケットを横に回さずに強いリバースフォアハンドを打つということを可能にしています。

しかし、いくつかの欠点もあります。


  • 股関節の伸展から横への回旋の動きのつなぎが非常に精妙な動きで難しいため、うまくいかないと開きが速くなり力を発揮できない。
  • 股関節に乗れていないとできない。
  • 股関節の回旋の柔軟性が必要。
  • 体幹の強度がいままでものよりも必要。

という点があります。ラファエルナダルは筋トレばかりして筋肉でプレイしているという言説もあるようですが、
この使い方のためにはあの強靭な体幹が必要なのです。

これは予想でしかないのですが、二人共元々フォームについて細かい指導を受けずにとにかく回数を振って来たのではないかと
おもいます。そんなことをすれば普通は体がぶっ壊れるのですが、そこが才能の違うところではないかなと考えます。

この股関節の使い方の実現性が高かめると(他の選手でも)とさまざまなスポーツがもしかしたら変わるような気がします。
野球のピッチャーでも大きな変化の可能性がある気がします。
(そろそろメジャーリーグのピッチャーに現れそうな気配がします)


具体的な操作方法

このやり方で大事なことは


  • 股関節を伸展させるときに決して膝とつま先の角度を変えない(かわると力が逃げる)
  • 対象物方向と逆の横方向の絞り(ため)を維持する

になります。

感覚としては股関節を伸ばす際に足首は伸ばさず、膝と股関節だけを伸ばす感じにします。
伸ばす際には足の外側に体重をかけながら伸ばして
いきます。足の内側(拇指球側)にかけると横方向のタメが開放されるのでいけません。



こんな稚拙な文章でもだれかが実現できて効果的なプレイができるようになるのを祈ります。







2011年7月31日日曜日

なぜ日本人サポーターは軽薄に見えるのか

毎週等々力競技場でサッカーの試合を見ているのですが、昔から気になっていたことがありました。日本のチームのサポーターが私の目には非常に軽薄に見えていました。

魂がまったくこもってない!気合がたらん!

って感じです。昔はチャラチャラした野郎ばかりだからだ表情もなんかたるんどる!
とか昔の野球の監督のように思ってたりしたのですが、理由に気が付きました。

日本人は応援の際に体幹が使われていない

ということです。

拳ひとつ振り上げるのに手を上げるのに肩から先だけで動いています。
それに比べてヨーロッパでは体幹を使い全身で動きます。
そういったことが軽薄に見え、単調に見え、やる気がないように見える
ということです。

日常的な動きから、民族的な問題もあるようです。手先だけの動きというのは
容易に動かせるのでみなで同期をとったりは楽になります。しかしあまり迫力がでないのです

盆踊りを踊ってるような感じです。改善すればいいのか悪いのかというのはわからないんですがスポーツでも体幹が使えてない、普段の歩行でも使えてないというのを考えると
改善したほうがいいんじゃないかなぁと思います。日本古来の動きでも体幹を使うものはあります。

古来からそのような動きがあるのに、
どのように盆踊りのような動きから体幹をつかった動きになっていくのでしょうか?

このあたりは私の疑問です。これはいまの日本人の日常的な動きから体幹を使うような
動きにもっていくのは自然にはできないということです。やはり体幹をきちんと使う
ことで腰痛や肩こり等は予防できますし、軽い症状であれば直せます。

普段の歩き、姿勢等で体幹を使う動きを常に意識することが大事です。

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