テニスのフォアハンド、サービス
空手の突き技、蹴り技
野球のピッチング、バッティング
等全身を利用したフォームの際に基本となる身体操作のポイントがある。
そこの前提を忘れたり、勘違いすると大変な目にあう。基本をおさえて見ると色々と理解できていく。
てことで基本的な部分をまとめてみた。
よく全身を使うのは, 下から力をうねらせるよう使えという。
一般的に言う「うねり動作」だ。
一般的に言う「うねり動作」だ。
ではなぜ下から動かすのか?
その理由について知っているのだろうか、この原則を考えないと
自分の体で調整する際、間違った動きなのか正しい動きなのかそして
その判断をどうするのか?といったことができず。間違えた動きが悪化してしまう。
自分の体で調整する際、間違った動きなのか正しい動きなのかそして
その判断をどうするのか?といったことができず。間違えた動きが悪化してしまう。
身体操作の際に大事なことは、インパクトの際に
最大速度を出す
対象物に対して適切な方向に強い応力を与える
の二つである。
最大速度を出す
対象物に対して適切な方向に強い応力を与える
の二つである。
その速度と力を生み出すのは
- 手先の動き(肩から先)
- 肩の回旋(肩甲骨)
- 尻(腰、股関節)の回旋
の3つだ。
体は当然すべてすべて繋がっており、
基本的にはこの三つを最大速度を出せば威力スピードが出ることになる。
ではなぜ下から体を動かすのか?
(個々に考えると)動作にかかる時間がそれぞれ異なるからである。
手先の動きがもっとも短時間ですみ、
尻の回旋がもっとも時間がかかる。
次に、神経信号は人体の体幹のほうが単純なので、操作はしにくいが短時間で到達する。手先に向かえばむかうほど複雑で
精妙な動作が可能であるが遅くなるのだ。ということは体幹から動くことになる。
個々の動きでは停止された状態から加速していき、減速して停止する。
よって、すべての動きが最大加速の状態でインパクトに達することが大事である。
最大の加速状態にもっていくには回旋の角度が大きければ大きいほど加速しやすい。
その回旋の角度はそれぞれの関節の可動範囲に依存する。また筋肉というのは基本的に縮む
動きでしか力を発揮しない。そして最大に筋肉がのびた状態で縮み始める際にもっとも力が
出るのである。(その縮み始める力を初動に利用する)
俗にタメという言われるものが必要になるのは筋肉を最大にのばし関節の稼働範囲限界までを利用するためである。
すべてにタメを作りほんのちょっとだけタイミングをずらしてすべてを動作させて加速させる。
これで力は発揮される。
個々の姿勢、身体的な衰えでそのタイミングがあわなくなることで年齢を重ねて力を発揮しにくくなる。
こういった意識しつつ、その原則にしたがって原因を探っていくことが長い時間
衰えずにスポーツでうまくやっていくことを可能にする。
衰えずにスポーツでうまくやっていくことを可能にする。
何度も言うが、
大事な点は股関節と肩甲骨の回旋を最大まで利用すること、またその角速度の最大地点を合わせる
ということである。
股関節は初動に力が必要なので上の図のように移動の力を最初に利用する。これは大きい必要はないが
これを効果的に使うべきだ。
股関節と胸郭(肩関節)を利用する。
力を発揮させる際には左右が同時に逆の動きをすることで力が発揮されるのだその意識が大事である。
股関節でいえば
右股関節の外旋+伸展
左股関節の 内旋と屈曲
肩関節ではタメた状態では
右側 背中側に引きこみ肩甲骨は下方旋回
左側 胸側に引きこみ肩甲骨は情報旋回
胸郭から上を反らせる。
そこから一気に正反対の動きをする。
この動きをするときに注意することがまず体の中心でこすり合わせるように
行うことだ。それをわすれると体がよれてしまう。
よれてしまうと個々の動きが加算されない。よれた動きで減らされてしまう。
とくに股関節と胸郭の連結地点である腹部でこすりそして固定
されるようにするのが大事である。野球のピッチャーはだいたいが腹筋が
弱ることで衰えていく。
腹筋が弱り加速のタイミングがあわなくなる、よれて力が逃げてしまう
というのが主な原因ではないかと思う。
よれてしまうと個々の動きが加算されない。よれた動きで減らされてしまう。
とくに股関節と胸郭の連結地点である腹部でこすりそして固定
されるようにするのが大事である。野球のピッチャーはだいたいが腹筋が
弱ることで衰えていく。
腹筋が弱り加速のタイミングがあわなくなる、よれて力が逃げてしまう
というのが主な原因ではないかと思う。
いろんな競技を見る際に股関節の回旋がどれだけ一気に行われるか
胸郭がどれぐらいしなってお辞儀しているかどれだけ胸郭が横に回旋しているか
を基準にみるとだいたいの問題点はみえてくる。細かい因果はまた別だが。
以上のことを考えると股関節と肩甲骨の動きを行うまで力をリラックスしてため
そこから一気に力を入れて一瞬で発揮するような動きが効果的であることがわかる。
リラックスが必要だということは各所で言われるがリラックスしてないと無駄な力が
はいりやはり個々の動きを阻害してしまうのだ。
はいりやはり個々の動きを阻害してしまうのだ。
また細かいことは気がついたら書きます。
おかげさまで、今年も長野県長野大会65歳以上男子ダブルス5年連続優勝できました。暑さと疲労で丹田に力が入らなくなり股関節と肩甲骨が上手に使えなくなるとミスをします。高校の指導者には是非このことを教えてあげてください。甲子園も楽しみです。来年は70歳以上の部に出場したいです。
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